Villa Franciacorta ヴィッラ・フランチャコルタ

イタリア Italia / Lombardia

自社畑のみ!100%ビオロジック・フランチャコルタ

今注目の冷涼な東フランチャコルタ、モンティチェッリ・ブルッサーティ。香りを大切にしているのでピノ・ビアンコを多めにアッサンブラージュしているのが特徴

葡萄から育てる

1960年に現当主ロベルタ・ビアンキの父がモンティチェッリ・ブルッサーティの荘園を購入したのが ヴィッラの始まり。当時、この地域は町ではなく、小さな集落だった。着実に畑をビオロジックで修復し、カンティーナの周辺に宿泊施設やレストランを建て、小さな町自体を整備し、1つのリゾート施設のように作り込んでいく。

『大手生産者にとってフランチャコルタは投資目的だが、僕等は品質を目的に始まった。ロベルタは所有地の土壌分析を行い、相性の良い品種を植樹していった』

Villa当主

スティルワインより高価な醸造設備を必要とし、熟成期間も長いフランチャコルタの生産はベラヴィスタやカ・デル・ボスコのような大手によって引率されてきた。

『大手生産者は葡萄を購入してフランチャコルタを造る。僕達は造りたいフランチャコルタの為に自分達で葡萄を栽培する。理想の材料を作ることはとても重要だ』

ヴィッラの生産量はベラヴィスタやカ・デル・ボスコの1/10以下。輸出はほぼ日本だけ。イタリア国内は毎年レストランへの直売だけで小売はされていない。

『2006年に現在の規模に到達。この規模が品質を下げずにワイン造りが出来るリミット。それ以降は畑を増やさず、葡萄の質の向上に注力している』

大手生産者は当主が経営担当で醸造や栽培には関与しないのが普通だが、ヴィッラは栽培、醸造の責任者、醸造家が当主。

『当主が経営だけだと利益や資金効率化が重視されるが、醸造家が当主なのでワインの品質が優先される。だから他の造り手より長く熟成させる事もできる』

120か月間熟成させたセレッツィオーネは12年間地下セラーで熟成されます。これは12年間、お金を寝かせることを意味し、通常の生産者はなかなかできない。

100%ビオロジック

購入した荘園以外には新たな建物は建てず、自然との共存を目指して森を残している。1960年代から有機栽培で葡萄、野菜の栽培と放牧も行っている。

『葡萄栽培を始めてから18年間、醸造の試験を繰り返し、1978年からフランチャコルタの瓶詰を開始』

その後も自社畑100%にこだわり続け、モンティチェッリ・ブルッサーティとグッサーゴに37haを所有するまでに成長。

『肥料は自分達で飼育している牛の糞と葡萄樹などを発酵させて3年間熟成させたもの。除草剤も使わない。フランチャコルタでは数少ないビオロジック農園』

自然栽培の影響で、雨が多い年はウドンコ病で生産量が激減する。2014年は30%減。2013年は25%減。雹害に襲われた1999年は生産できなかった。 2014 年は 30%減。2013 年は 25%減。雹害に襲 われた 1999 年は生産できなかった。畑はフランチャコルタの東、アルプスの麓に位置。ベラヴィスタやカ・デル・ボスコがある西側はイゼオ湖を形成した川からの堆積土で砂質が混じるモレーン土壌。

『僕等の畑は1億5,000年前の海底が隆起した粘土石灰土壌。海に由来するミネラルが多い。また、アルプス山脈の麓で斜面なので西側よりも冷涼』

畑は23区画に分かれていて土壌に合わせた品種が植えられている。この区画毎に、できるだけ細かく分けて醸造することで区画毎の個性を生かした原酒を得る。

『小さな造り手では原酒の種類が少ないのでアッサンブラージュで複雑味を作り出す事ができない。私たちは23種類の原酒をアッサンブラージュする』

ある程度の規模がありながら、他人の資本が入っていない独立した状態だからこそ、フランチャコルタとしての完成度や安定した品質を維持することができている。

ピノ・ビアンコが重要

『僕等は葡萄樹1本から3~5房を収穫する。これはフランチャコルタの平均の1/2程度。スティルワインと同じように葡萄自体の味わいを感じさせる為に重要』

Villa畑

 

植樹率は5,000本/ha(平均的フランチャコルタの2倍)収量は自然と落ち、葡萄のポテンシャルは高くなる。

『収穫は全て手摘み。醸造設備は畑に隣接しているので、すぐに18℃まで冷却。除梗せずにソフトプレスで4時間かけて65%まで圧搾し、発酵』

酵母は野生酵母のみ。自社畑から採取した彼等の畑独特の野生酵母を4種類培養し、それをブレンドして違うブレンドの酵母をキュヴェ毎に使い分けている。

『フランチャコルタの90%は同じ会社から酵母を購入している。酵母は香り、味に大きく影響します。同じ酵母であれば同じ味になるのです』
スティルワインと同じく、酵母、葡萄品種、土壌、天候がフランチャコルタの味わいを決めるべき。同じ酵母、同じ品種、同じ土壌、複数年ブレンドでは個性は表現できない。

『フランチャコルタもヴィンテージの個性を表現すべき。毎年、気候も葡萄の個性も違うのだから、その個性を味わって欲しいので僕達は全て単一ヴィンテージ』

もう1つのヴィッラの特異性がピノ・ビアンコ。近年、排除されているピノ・ビアンコを重視。酒質の強いシャルドネだけではヴィッラらしい優雅な味わいは完成しない。

『ピノ・ビアンコがヴィッラの個性を特徴的にしてくれる。フレッシュで白い花のような香りはピノ・ビアンコから得られる。ドライなワインに華やかさを与えてくれる』

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WINE LIST

商品記号 ワイン VIN サイズ 参考上代 葡萄品種 メモ
AF078 Franciacorta Brut “Emozione” Millesimato / Villa Franciacorta フランチャコルタ・ブリュット・エモショーネ・ミレジマート / ヴィッラ・フランチャコルタ 2019 泡白 750㎖ 6,600円 ChP.NP.B --
80%シャルドネ、10%ピノ・ビアンコ、10%ピノ・ネロ。東フランチャコルタのモンティチェッリ・ブルッサーティ村。アルプス山脈の麓のローム層でミネラル分の多い土壌。26区画を区画毎に収穫、別々に発酵させてアッサンブラージュすることでバランスをとる。ピノ・ビアンコが多いのがヴィッラの特徴で独特の華やかさ、果実感が味わえる。

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A8762 Franciacorta Extra Brut Millesimato “Extra Blu” / Villa Franciacorta フランチャコルタ・エクストラ・ブリュット・ミレジマート・エクストラ・ブル / ヴィッラ・フランチャコルタ 2018 泡白 750㎖ 7,600円 ChP.N --
エモッショーネとほぼ同じ原酒を使うが、熟成による複雑味が特徴なので、フレッシュさや華やかな香を出すピノ・ビアンコはアッサンブラージュしない。ドサージュを減らしても痩せた味わいにならないように、熟成期間をエモッショーネより1年長く(54ヶ月)熟成させる事で熟成からくる複雑味を得ている。

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AF454 Franciacorta Brut “Mon Saten” Millesimato / Villa Franciacorta フランチャコルタ・ブリュット・モン・サテン・ミレジマート / ヴィッラ・フランチャコルタ 2019 泡白 750㎖ 7,400円 Chardonnay --
100%シャルドネ。東フランチャコルタのモンティチェッリ・ブルッサーティ村。アルプス山脈の麓のローム層でミネラル分の多い土壌。26区画を区画毎に収穫、別々に発酵させてアッサンブラージュすることでバランスをとる。バスケットプレスは使わず、酸化しない空気圧プレスで優しくプレス。自社畑で採取した野性酵母を培養して使用。36ヶ月熟成。白桃のような柔らかい質感が個性。

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AJ255 Franciacorta Brut Rose “Boke” / Villa Franciacorta フランチャコルタ・ブリュット・ロゼ・ボケ / ヴィッラ・フランチャコルタ 2020 泡ロゼ 750㎖ 7,600円 Pinot Nero Chardonnay --
70%ピノ・ネロ、30%シャルドネ。アッサンブラージュによるロゼ。80%がモストのみのピノ・ネロ。20%が10日間マセラシオンした赤ワインのピノ・ネロ。36ヶ月熟成。5g/Lのドサージュ。「ボケ」という変わったネーミングは数年前に小笠原諸島沖で中国船が密漁して問題になった「赤サンゴ」を意味するイタリア語。

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AJ530 Franciacorta Brut “Cuvette” / Villa Franciacorta フランチャコルタ・ブリュット・クヴェット / ヴィッラ・フランチャコルタ 2020 泡白 750㎖ 9,200円 ChP.N --
80%シャルドネ、20%ピノ・ネロ。24のシャルドネおよびピノ・ノワールの区画ごとに、個別醸造。一次発酵は18℃のステンレスタンクで 一部をバリックで熟成後、翌年の春に瓶詰。最低48か月間、温度12〜15°Cの地下セラーで澱とともに熟成。ドサージュ4.3 g/ℓ 年間2,300本

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