Carol Valles カロル・ヴァヤス
スペイン Spain / Penedés
工業的でない伝統的スパニッシュ・スパークリング
柔らかい泡、繊細な果実感が心地よい、今までのカヴァのイメージを一新させる逸品!
カタルーニャ、ペネデスのサン・サドゥルニ・ダノヤの南、ヴィラ・フランカ・デル・ペネデスとの間のスビラッツに位置する小さなファミリーエステイトがセラー・カルロ・ヴァヤスになります。カルロ・ヴァヤスはホアン・カルロによって1996年に設立されました。この土地はカルロの曽祖夫母が100年以上前に購入をした土地で、それまでは長い間、古典的な家族経営のカヴァの生産者でした。
カルロは製紙メーカーを営んでいましたが心臓発作を起こしたのを、きっかけにこの土地に戻り、小さな居住スペースとセラーを造りました。ワイン名は家族の名前をとったものが多く、醸造は常にトラディショナルな方法で、かつ通常のカヴァの規定の倍は熟成させます。
そしてオーガニック栽培と手作業にこだわる方法を貫いています。現在は息子のギレムが引き継いでいますが、現在もセラーはしっかりとホアンが目を光らせ、訪れる際にはひとつひとつ説明をしてくれます。
シャルドネ、ピノノワールなどの品種を取り入れ、またボデガの一部を宿泊施設にするなど新しい取り組みも始めました。ご存知の通りこの土地はその生産量のほとんどを2つの大企業が占め、カヴァは大産業になっています。小さなこだわりのある生産者たちは差別化を図るためにカヴァという名前を名乗ることすらなくなってきました。
Brut Nature Reserva “Parellada I Faura”
ブリュット・ナチュール・レセルバ・パレリャーダ・イ・ファウラ
品種:チャレロ60%,マカベオ30%, パレリャーダ10%
畑:ボデガを囲む15ヘクタールの畑、1974年、1986年、1994年に植えられた。土壌は粘土石灰岩で標高は250mほど。仕立てはコルドンロワイヤル。オーガニック認証あり:CCPAE地中海性気候。平均収量50hl/ha
醸造:伝統的なシャンパーニュ方式
葡萄はゆっくりとプレスされステンレスタンクにて自然酵母のみでゆっくり発酵しベースワインを作る。次の年の春に二次発酵のための補糖をし、すぐにボトリング。二次発酵をスタートさせる。ボトリング最低18ヶ月おりと共に二次発酵、熟成をさせ手作業でディスゴージュ、ドサージュなし。キュベ名のFauraはホアンの母親の名前。