Felsina フェルシナ

イタリア Italia / Toscana

『サンジョヴェーゼ100%』純粋なキャンティ・クラシコ

カステルヌォーヴォ・ベラルデンガとキャンティ・コッリ・セネージの個性をサンジョヴェーゼを媒介して表現する。フォン タローロはそのアッサンブラージュによるフェルシナの集大成。

故ルイジ・ヴェロネッリの教え

イタリアのワインが低迷し量産に向かっていた 1966 年「ドメニコ・ポッジャーリ」は古い荘園を購入し、高品 質ワイン造りをこの地で行うことを決断。イタリアワイン の黎明期に「フェルシナ」は創業した。 若い栽培・醸造チームは「ドメニコ」のサポートを得て 伝統と最高峰の醸造の両立に向けて始動。

『友人故ルイジ・ヴェロネッリの紹介でサンジョヴェー ゼのスペシャリスト、フランコ・ベルナベイと出会い一 気に質を高めていった』

1967 年に「キャンティ・クラシコ」の醸造を開始。 1983 年には彼等にとって重要なワイン「フォンタロー ロ」と「キャンティ・クラシコ」の最高峰の 1 つ「リゼルヴ ァ・ランチャ」をリリース。

『フォンタローロはガレストロのサンジョヴェーゼと砂質 のサンジョヴェーゼをアッサンブラージュしたワイン。 スーパータスカンではない』

「フォンタローロ」は「キャンティ・クラシコ」の力強さと 「キャンティ・コッリ・セネージ」の香り高さを合わせて バランスさせたサンジョヴェーゼの表現だった。

『ランチャはキャンティ・クラシコの最南端。良い葡萄 が収穫されることで有名だった畑。このクローンをマ ッサルセレクションで増やして行った』

彼等は常に品質重視だった。今では「ジョヴァンニ・ ポッジャーリ」を中心にサンジョヴェーゼ 100%のキャ ンティ・クラシコの代名詞と言われるまでに成長。

『フェルシナの特徴はサンジョヴェーゼのみでベラル デンガ、クリュ、リゼルヴァ、サンジョヴェーゼそのもの と色々な表現をしていること』

ビオロジック、バイオディヴァシティ

畑はキャンティ・クラシコの南端「カステルヌォーヴ ォ・ベラルデンガ」に位置。一部は地続きの「キャンテ ィ・コッリ・セネージ」にも広がっている。 全ての畑では「ビオロジック」が採用されている。また 「バイオディヴァシティ」(生物多様性)の考えで葡萄 樹だけでなく、色々な種の植物を畑に隣接させ、蜜 蜂や動植物との共存を保っている。

『有機栽培だけでは駄目。サンジョヴェーゼはマッサ ルセレクションで色々なクローンを増やした。森や動 植物との共存を進め次世代に畑を残していく』

「カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ」の土壌は石灰を 含み岩と薄板状のマール土壌が主体。僅かに砂質 とシストが混じり込む。 この複雑で力強い土壌と乾燥しがちの気候で葡萄樹 は地中深くの粘土質まで根を伸ばさないと十分な水 分を得られない。 「フェルシナ」のしっかりとした酒質はこの土壌に起因 している。サンジョヴェーゼの優雅さだけではなく力強 さを感じさせる。よって飲み頃は少し先。ヴィンテージ によって瓶熟成をできる限り長くとっている。

フォンタローロとランチャ

「キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ランチャ」と「フォン タローロ」が彼等の代表的キュヴェ。

■キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ランチャ 「ランチャ」は南西を向く一枚畑。「ランチャ」荘園が 位置していたのでその名が付いている。標高は 420m と高め。 元々のランチャの区画のサンジョヴェーゼをマッサル セレクションで残した彼等にとって特別な畑。 サンジョヴェーゼ100%で収穫は10月中旬以降に全 て手作業で行われる。

『サンジョヴェーゼらしい鉄を感じる。質の高いタンニ ンと酸が強いので若い内は硬く感じる。フォンタロー ロ以上に熟成する力を持っている』

■フォンタローロ 「フォンタローロ」は「フェルシナ」の「サンジョヴェーゼ」 を最もよく表現してくれているキュヴェ。勿論サンジョ ヴェーゼ 100%。 「キャンティ・クラシコ」と「コッリ・セネージ」の隣り合う 2 つのエリアの葡萄が使われる為 IGT の表記になっ ている。 「キャンティ・クラシコ」の畑は最も標高が高い畑でし っかりとした骨格が特徴。「コッリ・セネージ」の畑は砂 質が強くシストが混じり込むので柔らかいサンジョヴェ ーゼが収穫される。

『異なるタイプの土壌の異なる個性のサンジョヴェー ゼをアッサンブラージュすることでバランスする』

■キャンティ・クラシコ 標高 320~450m の色々な個性の畑。上部は水晶 や石灰が豊富な痩せた土壌。下部は粘土が強く砂 も多く混じる。 12~15 日程度のマセラシオン。発酵はステンレスタ ンク。自然酵母のみ。熟成はスラヴォニアン・オーク の大樽が中心。少量使い古しのバリックも使用。

『収穫は 10 月の中旬以降と遅い。熟した果皮を大 切にしている。また、色々な標高の畑をアッサンブラ ージュすることで毎年良い品質を維持している』

1 ヶ所の畑だと雹害やカビ、病気などで全滅したり、 一気に品質を落としてしまう。 色々な場所に畑を所有することで雹害やカビ、病気 等で品質を落とすリスクを回避している。

≪キャンティ味わい比較≫

最南端のキャンティ・クラシコらしいどっしりとした味わ い。重厚で骨格のしっかりしたタイプ。老舗らしくワイン の完成度が毎年非常に高い。

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