La Valdotaine ラ・ヴァルドタイネ

イタリア Italia / Aosta

リコリス等『自然素材を漬込んだグラッパ』

グラッパにリコリスやハーブ、にんにく、ジェネピーなどを漬込んで 1 軒のバーで販売していたものが商品化。今ではア オスタの名物グラッパとなっている。

アオスタの老舗蒸留所

アオスタはピエモンテと同じく、グラッパの醸造が盛ん で多くの蒸留所が集まっていた。

『歴史的にも古くからグラッパが飲まれていて蒸留 技術もイタリアで一番優れていた』

「ラ・ヴァルドタイネ」は1947年に設立された老舗ディ スティラート。旧式の大型アランビック蒸留器は設立 当初のものを修理しながら使っている。

『4 つのスティルボイラーがあり、湯煎で温めて蒸留。 最も純粋さを得られる方法』

アルコール度数 80 度を超える原液を造り、アオスタ の湧水で加水。40 度程度に調節される。 1978 年にはグラッパ以外のリキュール、ブランデー、 蜂蜜、生ハムの生産に着手。アオスタの特産品を広 めることを目的に活動してきた。

『クラシックなグラッパを造りながら、実験的に果実 やハーブを漬込んだグラッパも造り始めた。遊びの つもりだったが今では 48 種まで増えた』

アオスタの地品種を使った品種毎のグラッパが主だ が、野生のジェネピー、ベリー、ローズマリー、キナの 根、ニンニクなどを漬込んだグラッパも有名。

『アオスタの特産品を広めるのが使命。マレイのシー ドルもここで造っている。アオスタの伝統的シードル を復活させる為』

天然素材パパ・マルセル

天然の素材を漬込むことで「パパ・マルセル」は完成 する。「ジェネピー」はアオスタの山に自生しているも の。「エルベ・ミステ」も自生しているハーブを無作為 に混ぜているので、その都度内容は変わる。

『その時々で漬込むものは変わる。カモミッレの時期 はカモミッレ。ミントの時期はミント。その時期、一番 香の出ているものを選ぶ』

自然に自生している果実、又は自ら選別した健全な 果実を購入し、重曹(天然の無機物質)を水に溶か して洗浄する。 その後、手作業で腐敗果や痛んだものを選別する。 手作業でボトル内に果実(又は根、ハーブ)を投入し、 グラッパで満たす。これが全工程。 時間とともに素材のエキスが抽出され色素も出てくる。 勿論、色素、香料、糖分は加えられることはない。フ ィルターを通すこともない。

『シンプルな造りだが最も素材を感じさせる。アルコ ールが素材を引き出す。何かで隠すことも、何かで 補うこともしない素材そのものの味わい』

グラッパは素材を抽出する媒介であって、このグラッ パは素材を味わう為のもの。 ヴィナッチャはアオスタの生産者から購入。使用され る品種は 70%ピコテンドロ(ネッビオーロに近い品種)、 20%プティ・ルージュ、10%ガメイ。酸化を嫌い、で きる限り早い蒸留に拘っている。

『パパ・マルセルはアオスタの歴史的なバールの名前 をつけた。元々、彼等が造っていたレシピを参考に 造られている』

独特の甘みと風味のリコリス

「グラッパ・リクリッツィア」は「リコリス」の根が 1 本まる ごと漬かっている。

『日本では馴染みが薄いが、イタリアではリコリスの 根は天然の甘味料として多用されている』

リコリスの飴やガムはイタリアでは幼少期から誰もが 親しむ味。砂糖の甘みと違い爽やかさがあり、独特の 風味もが癖になる。

『糖度は砂糖の数十倍とも言われ、余韻が長いこと も砂糖との大きな違い。昔から整腸作用があるとさ れ、薬としても利用されていた』

勿論、砂糖は加えられていない。このグラッパに感じ る甘みは天然のリコリスの甘みのみ。 「グラッパ・トゥルヌヴィス」は「リコリス」「アニス」「リンド ウ」などが漬け込まれたもの。こちらもリコリスとアニス の深い味わいが楽しめる。 この造り手ならではの味わい。他には存在しない唯一 無二のものとなっている。

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商品記号 ワイン 入港予定 葡萄品種 VIN サイズ 希望小売価格 メモ 在庫
69M38 Grappa “Papa Marcel”Mirtillo グラッパ・パパ・マルセル・ミルティッロ(ビルベリー) Mirtillo N.V 蒸留 700㎖ 5,600 --