Chateau Pavillon Figeac シャトー・パヴィヨン・フィジャック

フランス France / Bordeaux

シャトー・シュヴァル・ブランに隣接した砂質の畑

通りを一本挟んだシュヴァル・ブランの畑と同様の砂質の畑では、シュヴァル・ブラン同様に高い比率のカベルネ・フランが栽培され、畑の優位性を生かしたワイン造りを行う。

ラベルにもシュヴァル・ブランの名

シャトー・シュヴァル・ブランはサンテミリオンとポムロールの境界にある。近隣にはレヴァンジル、ラ・コンセイアント、ボールガールなどのポムロールの名門シャトーが並ぶ。

シャトー・パヴィヨン・フィジャックの畑は、そのシュヴァル・ブランの畑から通りを一本挟んだ北西側にあり、ラベルに記されている住所は”CHEVAL BLANC OUEST”とある。

レヴァンジルやネナンを5世代にもわたってしてきたクローゼル家が所有するシャトー・グラーヴ・フィジャックで作られているもう一つのサンテミリオン・グラン・クリュがシャトー・パヴィヨン・フィジャック。

地続きの畑は当然同じ土壌の区画もあり、砂や細かな砂利が目立つ。水はけが良く、保温性に優れた土壌はカベルネ系の品種に向いており、シュヴァル・ブランでは50%以上の比率でブレンドされている。
パヴィヨン・フィジャックは粘土質の多く含まれる区画もあるため、メルローの比率が勝るがそれでも35%という高い比率でブレンドされ、若いヴィンテージでも楽しめる軽快さと黒果実系の熟した深みが調和したリッチな味わいとなる。

畑の優位性を生かすワイン造り

恵まれたロケーション、畑の優位性を最大限に生かすため、醸造にも厳しい制限を課している。まず畑のポテンシャルるを引き出すために平均樹齢を45年に保つこと。砂と砂利の地層では根が縦に伸びる。
古い樹は房が少なくなるが、その分ミネラルを豊富に含む凝縮した粒、ミランダージュが育つ。ミランダージュはミネラルを豊富に含み凝縮した果実味となる。また収穫、選果によって収量を45hl/haに制限している。

収量こそボルドーでは低く制限してはいるが特別な事はなく、醸造についても至ってシンプルシンプル。2000年頃、有機栽培に移行する中で醸造はよりシンプルになっていったという。

発掘する喜びを思い出させてくれる

2012年、サンテミリオンの新しい格付けによって、もともと高嶺だったシュヴァル・ブラン、オーゾンヌを更に手の届きにくいものにしてしまった。またアンジェリュス、パヴィ、フィジャックのような、次の価格帯のワインの価格も跳ね上がり、簡単には購入できないものとなってしまった。市場の動向が高額帯から中高価格帯へ、中価格帯から低価格帯へ移行している。

残念なことだが今の成熟した日本市場の消費者には成熟した知識と情報があり、それらを駆使して優れたワインを自らが発掘することが出来る時代。
特にサンテミリオンや周辺アペラシオンには小規模シャトーがひしめき、優れたワインでありなら公平に評価されないワインも多数ある。シャトー・パヴィヨン・フィジャックもそんなシャトーの一つで、畑の優位性、栽培、醸造行程の向上はきっと今以上の評価を受けるにふさわしい品質となっているはず。

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